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XMの両建て活用方法【メリット&デメリット・禁止事項まで解説】

投稿日 : 2020年4月28日
「XMって両建て可能?」
「両建ての活用方法を教えて!」

こんな疑問・要望に答えます。

本記事では、XMでの「認められている両建て」と「禁止されている両建て」の違いや、両建てのメリット・デメリット、活用方法などを詳しく解説していきます。少し上級者向けの両建てですが、内容を十分に理解し、うまく活用してみてください。

本記事の内容

1. XMの両建て

両建てとは、 1つの通貨ペアで売りと買いのポジションを同時に持つことです。初心者の方は「え?利益が増えも減りもしないのに、なんでそんなことするの?」と考える方も多いと思います。

しかし、トレード方法や活用の仕方によっては両建てを使って損失額を減らせたり、利益を伸ばしたり、証拠金を0にしたりすることができるメリットも多くあるのです。少し上級者向けの内容となりますが、初心者の方もしっかり理解しておきましょう。

XMでは、「認められている両建て」と「禁止されている両建て」があります。まずはこの違いを理解し、ルールを守って行うようにしましょう。

認められている両建て

両建て1

まず、XMでは公式ページにて、上図の文章に記載されているように、認められています。
XMで認めている両建ては、「同一口座内での両建て」になります。複数口座を持っている場合でも、その中の1つの口座の中での両建てであれば、両建てをすることが可能になっています。

禁止されている両建て

しかし、以下の条件に当てはまる両建ては禁止されています。以下の不正行為をしている場合は、口座が凍結されてしまう可能性がありますので注意しましょう。
NGな両建て
  • 別口座間での両建て
  • XM口座と別のFX業者間での両建て
  • 複数人数による別口座間での両建て
  • 一つの通貨にヘッジする両建て
  • アービトラージ(裁定取引)

別口座間での両建て

初心者が最もやってしまいがちな禁止事項です。XMでは、複数口座の開設が可能で、最大8つの口座を持つことができます。この複数口座間で両建てをすることは禁止されています。例えば、同じ通貨ペアで同じ時間に口座Aで買い、口座Bで売りのようなイメージです。
海外FX(もちろんXMも採用)で採用されている「ゼロカットシステム」が大きな要因ですが、複数口座で「片方が買い」「片方が売り」の口座を作り、レートがどちらかに大きく動いた場合、片方は大きな利益が出ますが、もう片方はゼロカットシステムがあることによって損失がマイナスになることはありません。残高分のマイナスで済みます。よってハイレバレッジのトレードをこれで行えば、かなりずるいトレードができてしまうことになりますよね。よって、複数口座での両建ては禁止されているのです。

XM口座と別のFX業者間での両建て

別口座での両建てだけでなく、XMと別業者での両建ても禁止されています。違う業者なのにバレるの?と思う人もいると思いますが、残念ながら同じプラットフォームであるMT4を使用しているので、すぐに連絡がいき不正行為がわかるようになっているようです。

複数人数による別口座間での両建て

複数人数における組織的に別口座で両建てを行うことも禁止されています。これはXM内だけでなく、他業者を使った複数人数の両建ても禁止です。

一つの通貨にヘッジする両建て

同じ通貨ペアの複数口座間での両建てに限らず、実は「1つの通貨」をヘッジ目的での両建ても禁止です。例えば、EURをヘッジする目的で、「EURUSD(ユーロドル)の買いポジション」と「EURJPYの売りポジション」を同時に持てないということになります。(これを普通に紹介しているサイトもありますが…)

アービトラージ(裁定取引)

裁定取引(アービトラージ)とは、同一の価値を持つ商品におけて異なる業者間などで起こる「一時的な価格差」が出た時に、割高な方を売り、割安な方を買い、価格差が縮小した時に反対売買を行って利益を得る取引のことです。いわゆる利鞘をとる手法です。こちらも、もちろん禁止行為です。

2. 両建てのメリット・デメリット

では、両建てのメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?簡単にまとめてみました。

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証拠金がOになる

両建てでは、買いポジションと売りポジションを同時に持つことになるため、同量の取引量であれば、その両建てのポジションの証拠金は不要になります。これを利用すると、ロスカット水準で一時的に止めて様子を見ることができます。

同時に「損益の幅も固定される」ことを意味しているので、現在のポジションの含み益・含み損を一時的に固定させることができるのです。この間に、効率的に資金を回して別の取引をすることも可能になるというわけです。

長期トレードと短期トレードの併用が可能

1つの通貨ぺアで長期的なポジションを持っており、利益が乗っていて、その中で短期的な戻しの動きがあった場合、反対売買で両建てをすることで、短期的な動きも狙うことができます。トレードスタイルに合わせて目線を変えて取引をすることもできますね。

取引量とタイミングが命

メリットをご紹介してきましたが、両建てのデメリットとすれば、取引量とタイミングを間違ってしまうと、大きな損失を生み出してしまう可能性があることです。正直、まだFXを始めたばかりの初心者の方はやらないほうが無難でしょう。感情的なトレードをしていると、両建てをすることもあります。まだ、取引における自己コントロールがなかなかできない人は、決済タイミングや取引量を間違え、結局は大きな損失になることもあるのです。

「両建て」は、諸刃の剣的な部分があるのです。考え方も様々で、上級者向けの方法といえるでしょう。有効な面だけでなく、利用する際はリスクもあることを頭に入れていきましょう。初心者の方は、「両建て」ができるようになる前に「損切り」ができるようにならなくてはいけません。

3. 両建ての活用方法【利益を最大化しよう】

様々な方法で取り入れられている「両建て」で最も効果的な活用方法をご紹介したいと思います。
両建ての最も有効的な活用方法は「利益を最大に伸ばすための両建て」です。例えば、下の図の場所で買いエントリーをしたあと、うまくトレンドにのって利益が乗ったとします。

両建て2

相場はもちろん一方向にずっと行くわけではありません。必ず波を作りながらトレンドを形成していきます。この時、一時的に戻りが入ると、買いポジションの含み益が減ってしまい、この目減りする利益に負けてせっかく大きく利益を確保できる場面で利確をしてしまうことがあります。

そんな時に、ここで図のように「短期としての売りエントリー」をして、両建てをするのです。この両建ての売りポジションはあくまで短期目線。長期目線ではまだまだ上を目指すことを前提としているので、ある程度押してきたら売りポジションのみを利益確定するのです。

すると、買いポジションをそのまま保有したままで、利益を確保することができ、もしトレンドが継続してさらに伸びてくれば、さらに利益を伸ばすことができます。トレンド中の短期目線の両建ては、心に余裕ができるので非常に有効ではないかと思います。ちなみに、私はこの方法でしか「両建て」を使っていません。トレンドフォロー中心でトレードを行っている方は、参考にしてみてください。

4.最後に

両建てをすれば勝てるようになるわけではありませんし、非常にリスクも伴う方法です。禁止事項や知らず知らずにやってしまうことがないように注意しましょう。
また、何度もお伝えしていますが、初心者の両建てはお勧めしません。しっかりと経験を重ねてから取り入れるようにしましょう。