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EA・MT4

MT4での日本時間の設定方法

投稿日 : 2019年9月26日
「あれ?MT4の時間があってないな・・・」
「日本時間に変更できるの?」

こんな疑問に答えます。

MT4を初めて利用する方は「あれ?時間があってないな」と最初に疑問に思いますよね。実は、時間軸が日本時間ではないんです。本記事では、MT4での日本時間に変更する方法をご紹介します。インジケーターを導入すればすぐに設定できますので、是非利用してみてください。

本記事の内容

1. MT4で日本時間が表示されない理由

日本時間9

MT4で日本時間が表示されていない理由は明確です。もちろんこのMT4が 全世界で利用されているから。どの国でも利用でき、多くの利用者がわかりやすいように「GMT表記法」が採用されています。もちろん日本時間が基準ではなく、ロンドンのグリニッジ天文台(経度0度)を基準に設定されているタイムゾーンを基準にしています。
MT4を利用する日本人にとっては慣れない部分も多く、できれば日本時間のほうがいいなぁと思っている方も多いはずですよね。

2.GMT表示を理解しよう

日本時間8

GMTとは、グリニッジ標準時間(Greenwich Mean Time)の略称のこと。ロンドンにある、経度0度のグリニッジ天文台を基準にして、国際的な基準時刻としています。MT4もこのGMTを基準としていますが、XMや多くの業者ではMT4で表示される標準設定時間は、「GMT+2」が採用されています。(ただし、サマータイム時はGMT+3)

「+2」「+3」というのは、時間差を指します。例えば、「GMT+2」は「ロンドンの基準時刻よりも2時間進んでいる」ということになります。これは、ニューヨーク市場の時間に合わせており、ニューヨークのクローズの時間に合わせて日足が決定するように設定されているためと言われています。

サマータイムにご注意を

日本時間10

サマータイム(夏時間)とは、日照時間などを有効活用するために3月中旬~11月上旬にかけて1時間時計の針を進めるという文化。欧米を中心に採択されています。よって、サマータイム中は[1時間]時間が早まりますので、MT4上では、GMT+3に代わります。

日本の場合は?

日本の場合は、サマータイムは導入されていません。GMT表記としては、イギリスのGMTの基準から9時間(XMの基準からは7時間)進んでいるので、「GMT+9」で表記します。これは変わりませんが、ここで面倒なのがこのサマータイム。このサマータイムがある時期かどうかによって、MT4で表示されている時間から進める時間も変わってしまうのです。これがややこしいんですよね。以下に簡単にまとめてみましたのでご覧ください。
夏時間(3月中旬~11月上旬)
MT4の表示時刻から+6時間足せば日本時間。 GMT+9(日本)がGMT+3(夏のMT4基準)よりも6時間進んでいるため。
冬時間(11月上旬~3月中旬)
MT4の表示時刻から+7時間足せば日本時間。 GMT+9(日本)がGMT+2(冬のMT4基準)よりも7時間進んでいるため。

この部分がややこしくしている原因なのですが、私は「基本は+6時間、冬は+7時間!」と簡単なイメージで覚えています。

3.日本時間に変更してくれるインジケーター

MT4を日本時間に変更するのに、最も早い方法はインジケーターを使うことです。無料で利用できるうえに、非常に使いやすいインジケータを2つご紹介します。ちなみに MT4のスマホアプリでは、日本時間表示に変更することができません。 スマホアプリでは、自分で時間を足して計算するしかありませんので、ご注意ください。以下はPC版のMT4に使えるインジケーターです。

一番有名なインジケーター[JPN_Time_SubZero]

[JPN_Time_SubZero]は、『とあるMetaTraderの備忘秘録』の管理人ふぁいさんが改良し、uploader.jpで公開されているもので、日本時間に変更する無料インジケーターでは最も有名なものです。2009年のものですが、シンプルである為、現在も多くの利用者に使われています。以下、手順を解説していきます。

1.インジケーターのダウンロード

まずは、以下のサイトから[JPN_Time_SubZero]をダウンロード。下のほうにある「ダウンロード」をクリックして、保存しましょう。
[JPN_Time_SubZero]のダウンロードはこちらから
管理人ふぁいさんのサイトはこちら

日本時間1

2.インジケーターをMT4のフォルダにいれる

MT4を起動し、「ファイル」→「データフォルダを開く」を選択。さらに、「MQL4」→「indicators」を選びます。

日本時間2

Indicators内部には、さまざまなインジケーターが入っていると思いますので、その中に先ほどダウンロードした[JPNTimeSubZero]をドラック&ドロップをしてフォルダを移動し、再起動しましょう。

日本時間3

3.[JPN_Time_SubZero]の設定

再起動後、ナビゲーターから[JPN_Time_SubZero]をダブルクリックもしくは、[JPN_Time_SubZero]をチャートへドラッグ&ドロップしてください。そして、パラメーター画面を開きましょう。デフォルトでも問題なく使用可能ですが、一応それぞれのパラメーターを解説します。

日本時間4

項目内容
TimeInterval指定したローソク本数毎に時間表示
UseLocalPCTimeパソコンの時刻を自動的に表示
Time_differenceGMT±の時差設定(パソコン時刻がfalse時のみ有効)
Gridグリッドの表示・非表示
YEAR年の表示
MONTH月の表示
DAY日付の表示
HOUR時間の表示
Zero_H3⇒03のように2桁で統一するか否か
MINUTE分の表示
SECOUD秒の表示
ARROW矢印の表示
NewLineインジケーターウィンドウを2行表示
GridColorグリッドの色変更
FontSize表示文字のサイズ変更
TextColor文字色変更
UseColorGrid特定時刻のグリッド色を変更
Use12Hourtrue ⇒1 2時間表示・false ⇒ 24時間表示

日本時間5

画像のように、さまざまな幅や数値で表示させることが可能となります。
それぞれ自分の使いやすいようにパラメーターを変更して使いこなしましょう!

市場毎に色分け![HT_Grid]

日本時間7

こちらも非常に人気の高いインジケーター、HT_Grid。『HT FX (MT4・MT5で快適トレード)』さんが提供している無料インジケーターです。さきほどのJPNTimeSubZeroは、時間表示のみでシンプルですが、このインジケーターは、日本時間を表示したうえにオセアニア・日本・欧州・NYの前半・後半で色分けして表示することができてしまう画期的なツールです。以下簡単ですが、手順を解説していきます。

1.インジケーターのダウンロード

[HT_Grid]は、こちらの過去記事からでもダウンロードできますが、最新版はインジケーターやEAなどの大手販売サイトGogoJungle内のこちらからダウンロードできます。ユーザー登録(無料)が必要になりますので、少し手間がかかります。

2.インジケーターをMT4のフォルダにいれて設定

先ほどの[JPN_Time_SubZero]と同じように、データフォルダ内、「indicators」にダウンロードした[HT_Grid]をいれて、再起動。パラメーターの設定になりますが、[HT_Grid]は、非常に細かな設定が可能となっています。すべて説明することはできませんが、基本的に日本語となっておりますので、試しながら設定していただければと思います。私もすべてを把握しているわけでは…(笑)

日本時間6

入手までが少し大変ではありますが、非常にわかりやすく見やすい優れたインジケーターです。

4.最終的にはMT4のデフォルト設定に慣れよう

私自身も初心者の頃、MT4の時間軸を日本時間に直していましたが、現在はMT4のもともとの時間軸で取引しています。なぜかというと、私の場合はスマホでは日本時間に設定できないため、PCとスマホを併用していると、時間軸がわからなくなってしまうことがあったからです。また、MT4内の標準設定では24時にニューヨーク市場が終わるようになっているので、1日の区切りがわかりやすくなります。慣れてくれば、感覚的に日本時間がなくても取引することも可能ですので、最終的には外すことも1つの方法かと思います。